業界の発展のために必要なこと

IT技術というのは、時間や場所を感じなくさせる、関係ないというのがメリットの一つです。オンライン上であれば何時にでも買い物が出来
て、相手の都合にもよりますがいつどこででも連絡を取り合うことが出来るのですから。

しかし、それ故働く側もそうなってしまいます。つまり、早朝であろうが深夜であろうが、平日はもちろん休日であろうが年末年始であろうが働かなくてはならない人がいるということです。もちろんそうではない職種が多いですが、カスタマーセンターやセキュリティサービスを請け負う人はそうもいきません。個人相手ならともかく企業など法人相手ではトラブルはいつ起きても迅速に対応出来なければなりません。

そういう性質上、日勤だけでは補いきれないのです。ですので深夜でも働いたり休日でも働いたりすることが必要とされます。こういったところがIT業界の大変なところ、ということになるのでしょうが、現代の日本は飲食店であったりコンビニなども24時間営業が増えたので、土日祝日休めなかったり日勤出ないことなど珍しくないことだと思います。

IT業界で働くことはとても大変だというイメージが日本では蔓延していますが、大変なのはこの業界だけではないということがそろそろ理解されてきてもいいと思います。今の世論を決める人たちが引退すれば、もう少し世の中は変わると思いますが、やはり若年層への理解を深めてもらうことがIT業界への人材流入、業界の発展へ繋がるのだと思います。